イギリスのアバディーン大学の研究チームは、1981年から2000年の間にスコットランドの病院で初めての流産を経験した30,937名の女性を対象に、流産後次の妊娠までの期間と妊娠や出産に際するリスクとの関連を調べました。
その結果、流産後6ヶ月以内に妊娠した女性は、6ヶ月~12ヶ月の間隔をあけて妊娠した女性に比べて、再び流産したり、子宮外妊娠の割合が低く、帝王切開や早産、低出生体重児になりにくいことが分かりました。
このことから、はじめての流産後は、次の妊娠まで、それほど長く間隔をあける必要がないと結論付けています。
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WHO(世界保健機構)は、初回の流産の後は6ヶ月以上の間隔をあけるように推奨しているようですが、今回の大規模な調査で、見直すように提言しています。