内外の専門家の推奨するマカの1日の摂取量は、マカ原末ベースで、1.5グラムから15グラムとされているようです。
実際のところ、大変な差がありますし、研究者によっても異なります。
これはハーブのように、有効成分が特定されていて、その抽出エキスを摂取するのではなく、マカのサプリメントが、マカの塊根部の乾燥粉末そのものであるからでしょう。ですから、多く摂取することについて、さほど神経質に考える必要はないようです。
むしろ、推奨摂取量をとっていて、なかなか、効果が実感できなかったのが、摂取量を増やすことで、効果を実感できるようになることはよくあることです。有効な適正摂取量については、個人差もあるようですから、試しに飲む量を増やされるのがよいかもしれません。
また、飲み続けると体が慣れてくるかということですが、メカニズムは不明ですが、経験則で申しますと、人によっては、確かに、そのような耐性はあると思われます。
その場合でも、飲む量にメリハリをつけられるのがいいのではないでしょうか。
繰り返しますが、これらはあくまで一般論です。
製品によって、1錠あたりにふくまれているマカの量や成分形態は異なりますし、他の成分がブレンドされている場合もありますので、メーカーか購入されたところでご確認されるのがよろしいかと存じます。
次に、
> マカが不妊によいということで試してみたいと思ったのですが、
とありますが、なんでもかんでも、不妊には、マカが有効であるわけではないことをご理解下さい。
例えば、基礎体温が、ずっと低温期が続いておられるということは、排卵されていない、すなわち、 無排卵であると考えられます。
どれくらい続いているのか、また、その原因にもよりますが、精神的なものも含めた環境を変えることで、あっけなく改善されることや、マカによって排卵が再開する可能性ももちろんあるでしょうが、サプリメントに過大な期待を抱くのも考えものです。
ましてや、半年、マカを飲み続けて、相変わらず、排卵がないとしたら、もはや、飲む量云々という問題ではありません。やはり、専門医に相談されて、適切な治療を受けられるのが現実的であると思われます。現在のご年齢を考慮に入れればなおさらのことです。
正しくサプリメントを利用することが大切です。
ご参考になれば幸いです。