そもそも、過去の中絶によって、抗体が産生される可能性があること自体よく分かりません。
仮に、抗体が出来ていたとしても、ABО式血液型不適合は 作られる量は少なく、血液型不適応の症状の黄疸が発症することはまれであるとされています。
そして、発症しても、重症化することはほとんどなく、治療可能なことから、ご心配なさるほどのことはないのではないでしょうか。
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Questionご質問・ご相談内容
不妊治療を始めて5ヶ月になる者ですが「血液型不適合」について、お教え願いたく質問させていただきたいと思います。
女性がO型・男性がA型の場合、俗に言う「血液型不適合」の関係になるという話を、耳にしたことがあります。
そして独自で調べる中、その関係で過去に妊娠しA型の子供を出産、または中絶した場合、女性の体にA型の血を攻撃する抗体が出来てしまい、流産しやすい・第二子が出来にくい等の傾向が強くなるとの情報を得ました。
それらを踏まえて私の状況をお話すると、私がO型・主人がA型の血液型不適合の関係なのです(ABO型のみ)
そして・・・お恥かしい事ですが、私は9年前に1度中絶をした経験があります。その時の相手もA型です。
なので私の体内にも、中絶時にA型の血を攻撃する抗体というものが出来上がっている可能性があるのではないかと心配になり、不妊治療で通っている産婦人科の先生に、このまま妊娠に取組んでいても良いものなのかとお伺いしたところ、Rh型の相違ならともかく、ABO型での血液型不適合を意識した事はないし気にする事もないし、注射も検査も要らないとのお返事をいただきました。
しかし、産婦人科の先生のお言葉を信じたいにも関わらず、自分で得た情報も心に残っており不安に思っています。
「血液型不適合」に対するご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。
お忙しい中申し訳ございませんが、どうか宜しくお願いいたします。
お名前:もも 性別:女性 年齢:35
結婚歴:1年 不妊期間:1年1ヶ月 不妊治療期間:1年0ヶ月
これまでに受けた検査:精液検査(ご主人)/子宮卵管造影 これまでに受けた治療:タイミング指導
Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
そもそも、過去の中絶によって、抗体が産生される可能性があること自体よく分かりません。
仮に、抗体が出来ていたとしても、ABО式血液型不適合は 作られる量は少なく、血液型不適応の症状の黄疸が発症することはまれであるとされています。
そして、発症しても、重症化することはほとんどなく、治療可能なことから、ご心配なさるほどのことはないのではないでしょうか。
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