その程度は、個人によって様々でしょうが、たいていは飲む量を減らしたり、お酒をやめることが出来れば回復するといわれているようです。また、アルコールの過剰な摂取が精液の状態を悪化させることは、多くの論文で発表されています。
イギリスの不妊治療のガイドラインによりますと、男性の場合、1日3~4単位までのアルコール摂取であれば、妊孕性(妊娠させる力)に影響しないとしながらも、過度のアルコール摂取は精液検査に悪影響をもたらす場合があるとしています。
アルコール、1単位というのは、約20グラムの純アルコールを含む量で、体重50キロの人で4時間で分解される量と言われています。お酒の種類による1単位の目安量は、日本酒で1合、ウィスキーではダブル1杯、ビールで中瓶かロング缶1本、ワインでグラス2杯程度だそうです。
ご主人の場合は、明らかに過剰に飲んでおられますね。
ですから、ご自分やご主人が不妊体質であるかどうか、そして、検査や通院をお考えになられる前に、まずは、ご主人にお酒を控えてもらうのが先決です。
お子さんを望まれるのであれば、まずは、夫婦生活を持つことからです。月に1、2回、マスターベーションで射精していても妊娠することはあり得ません。
幸い、アルコールと勃起能力の関係は、飲むのを控えれば、回復するとのことですから、まずは、禁酒とまではいかなくても、現在の3分の1以下に減らしてみるとよいのではないでしょうか。
ただし、とても気になるのは、「彼に言わせると立たないからやらないときっぱり言われる」とのことですが、ご主人にお子さんをもうけるための協力的な姿勢がないこと、それどころか、aniesさんとの健全な夫婦生活さえ営みおつもりはないように、見受けられることです。
そして、それは、妊娠とか、不妊以前の問題のように思われるのですが・・・。もしかしたら、ご主人はご主人で悩んでおられるのかもしれませんが。
そのあたりの意思の疎通を図るべく、じっくりとお互いの気持ちを話しあってみてはいかがでしょうか?
ご参考になりましたでしょうか?