はなさんが、"2人の子供だから欲しくて"と書いてらっしゃいますよね。
当然ですよね!
お子さんを授かるためには、あくまで、 お二人の協同作業が必要ですよね。
お互いの努力や協力が絶対に必要ですよ!
それにしては、なぜに、はなさんだけが?・・・、なんて思ってしまうわけですよ。
もしかしたら、お子さんを授かりたいというお気持ちは、ご主人よりも、はなさんの方が、数段、お強いのかもしれませんね?
たとえ、ご主人の希望通り、不妊治療を受けずに、自然にまかせるにしても、お忙しい中でも、多少は頑張って、夫婦生活の数を増やす努力をしなければ、月に1回だけタイミングを合わせるだけでは、なかなか、難しいものです。
自然にまかせるということは、自然妊娠で授かるように頑張るということですよね?
決して、何の努力もしないことで、ただ、期待するだけではないと思うのですよ。
もっと、率直に言わせてもらってもよいでしょうか?
それは、自然にまかせたいというご主人に、半年もかけて、検査を受けることを説得されたということはまだしも、そして、ご主人が、"検査結果"に傷ついたというならまだしも、"検査を受けること"で傷ついたということがどうにも理解しかねるのですね。
どんな検査を受けるのかは、予め、分かっていたはずですよね?
医師か、看護師の方に、何か、無神経な発言があったのでしょうか?
ちょっと、大人げなくはないでしょうか?(すみません)
検査を受けるということは、その結果を受け入れて、次に、どういうステップを踏まれるのかを決定するという覚悟のもとで、受けるのではないでしょうか?
まるで、はなさんがご主人に対して、わがままを聞いてもらっているかのような、そんな感じさえ、私は抱いてしまいました。
いかがでしょうか?
"私になにかできるでしょうか?"なんて、はなさんが一人で悩むのではなくて、そして、子作りの方法を比較したり、新たな方法を探すことの前に、取り組むべきことは、一つです。
それは、もう一度、夫婦生活のスタート(原点)に戻って、これから、お二人で、どんな人生を歩むのか、そして、どんな家庭を築きたいのか、もう一度、確認してみませんか?
その上で、お互いに、どれくらいお子さんを欲してらっしゃるのかを、お話し合いになってみてはいかがでしょうか?
いや、そうされるべきだと思います。
だって、お子さんが欲しい、という互いの気持ちを確認しないことには、お二人の協同作業にならないですよね。
決して、はなさんが、ご主人にお願いするような類の話しではないと思うわけです。
そのことをしっかりと、本当に、しっかりと、確認したうえで、どんな方法で二人で努力していくか、を次に考えます。
もしも、子供が欲しい、だから、二人で協力して頑張ってみよう、というコンセンサスが不十分であれば、どんな方法で子作りに励むかという、次のステップにいくべきではありません。
半年間、検査を受けるように説得された粘りを、このコンセンサスを得ることに費やしましょう。
それは、はなさんのご主人への気持ち、はなさんとご主人の家庭を築きたいという思いを、勇気をもって、ぶつけることでもあると思うのです。
そして、しっかりと、コンセンサスが得られれば、始めて、方法を検討するわけです。
ところで、やはり、はなさんは、この先、不妊治療を受けてでも、お子さんを欲しいと思っておられるように感じたのですが、どうなんでしょうか?
もっとも、お話し合いの結果、あくまで、自然妊娠を目指すことで、二人で協力して頑張る、それで、授からなかったら、仕方がない、という結論であればよいのですが、フーナーテストの結果が2回とも思わしくなかったということは、自然妊娠の確率は大変低いだろうと予測せざるを得ません。
妊娠の確率を上げるためには、子宮頸管をバイパスするべく人工授精を受けることが必要ですよね。
ただし、フーナーテストは、検査のたびに結果が変わるなんてこともよくあることですから、念のため、再度、受けてみるのもよいかもしれませんが。
さて、治療を受けることをご主人に納得してもらうためには、ある程度、論理的に説明することも必要です。
決して、 "お願いする"のではなく、まずは、母親となる女性の年齢にリミットがあること(35歳が分岐点)、そして、お子さんを授かるためには、治療を受ける方が確率が高いと考えられること、さらに、大切なことは、人工授精や体外受精といった不妊治療というのは、どんな治療法なのかを知ってもらうことです。
特に、一般論として、男性にとっては、人工授精という名前自体に、不自然さを感じたりするものです。ところが、ご承知のように、人工とは言いながら、実際の受精は卵管で自然に起こりますよね。
男性にとって、女性の生理から不妊治療の内容まで、とにかく、誤解や思いこみが多いものです。
正しく認識してもらうことが大前提です。
そして、実際には、どんな治療までだったら、何回まではチャレンジしてみようと、二人で決めることができたなら、よいのではないでしょうか。
あとは、はなさんの熱意と思いです。
いずれにしても、ご主人の"心"に訴えて、"当事者意識"が芽生えないことには、何も始まらないように思うのです。
"お二人の人生"に授かる"お二人のお子さん"ですからね。