これまでの経緯から言えることとして、7年間の不妊期間ということを考えますと、絶対的な不妊ではないものの、、妊娠しにくい状態にあるようです。
夫婦生活のタイミング以外に、妊娠することを妨げているものがあるのではと考えるのが自然ではないでしょうか。
ですから、このまま、自然妊娠を期待しても、これまでの経緯を考えると、さらに数年もかかってしまう可能性が高く、その上に、さくらさんの年齢を考えると、1日も早く妊娠を目指すという観点に立てば、不妊専門病院でご相談なさるのが賢明かと思われます。
ただ、だからと言って、病院で、さまざまな検査を徹底的に受けて、不妊の原因を明らかにしてから、それに対する治療を行うというのは現実的ではありません。
不妊の原因というのは、複数の要因があったり、また、周期によって、原因が異なったりして、必ずしも、原因を突き止められるとは限らないからです。
ですから、人工授精からスタートして、体外受精へと、原因が潜んでいるかも知れないプロセスを迂回する範囲を広げていく方が現実的です。
体外受精等の技術が進み、高度な治療が一般化したことで、可能になった治療方針だと言えます。
もちろん、どこまでの治療を、どのくらいの回数受けるのかは、さくらさんとご主人のお考え次第ですが。
また、懸念されていらっしゃるホルモンの補充とガンのリスクとの関係ですが、さまざまな研究報告からは、さほど、心配するような結果は見当たりません。
以前のQ&Aでは、排卵誘発剤とガンの発生率との関係を説明していますので、関連記事も併せてご覧下さい。
ご参考になりましたでしょうか?