ただ、お薬や治療は、プラス面、マイナス面、両面あるものですし、だいたい、不妊という状態は、命にかかわるような病気ではないことから、今、すぐに、この治療を受けないと取り返しがつかなくなるというようなこともないわけです。
ということは、どんな治療が相応しいのか、そして、どんな治療を受けるべきなのかは、みゆさんやご主人が、どのくらいお子さんを望んでおられるかや考え方によって、或いは、お二人の身体の状態によって、 違ってきて当然なんですね。
ですから、不妊治療を受ける際には、自分たちには、どんな選択肢が考えられるのか、そして、ぞれぞれの選択肢のプラス面やマイナス面を正しく理解した上で、やはり、納得して、決めることが大切なように思うのですね。
でないと、今回みたいに、後で、不安が大きくなったり、先生や医療機関に対して、疑心暗鬼になったりすることになってしまいかねません。
で、そのために大切なことは、だから、始めから医者を疑うとかではなく、先生の説明をちゃんと理解できるくらいの知識は、予め、仕入れておきたいということです。
先生が、何を説明してくれているのか理解できなければ、質問したり、判断したりすることも出来ませんからね。
だいたい、不妊治療に関する本を一冊読めば十分だと思います。
その上で、先生に疑問に思うことや不安なことを、その都度、確認し、みゆさんとご主人がの希望されるところを、率直に伝えられればいかがでしょうか?
そして、その結果、そのまま治療を受けるのか、転院するのかは、お二人が決めることです。
さて、現在進行形の不安についてですが、クロミッドは、排卵しづらいとか、無排卵に対して使う最もポピュラーな排卵誘発剤です。
これまで世界中で、使われてきた歴史もありますから、お子さんへの影響等、ご心配になられることはありません。