健康機器の影響が気になって仕方がありません
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健康機器の影響が気になって仕方がありません
一人目は子供がほしいと思い、トライしてすぐに妊娠することができました。二人目も同じようにできるだろうと思いながら、昨年7月から基礎体温をつけ始め排卵と思われる時期の前後に性行為を行ってきましたが、妊娠する気配がありません。
周りに二人目の子供がどんどんでき始め、身近な友人も一回のトライで妊娠したことを聞いて、ストレスが大きくなり、何とかしなければストレスで妊娠できないのではないかとか、イライラしてばかりでは長女のためにもよくないと思っているときに、ネットを開き、このページに出会うことができました。
こちらのページを読むうちに、自分の無知さや、思い込みがたくさんあったことを知ることができ、気持ちが軽くなり前向きな考えをもてるようにもなりました。
ただ、ひとつだけ気になることがあり、お聞きしたいと思います。ちょうど二人目がほしいと思い始めた昨年7月頃に、忙しい夫の健康を心配して、義母が生体高圧電子医療装置を購入してくださり、使っています。
治療器を使用し、通電することで、精子、卵子をつくる機能や、精子卵子自体への影響がないのか気になっています。特にほしいなと思い始めた頃と、この治療器を使い始めた頃が同じ頃だったからかもしれませんが、これが不妊の原因なのではないかと思うと気になって仕方がありません。義母の話では、妊娠している人が通電していたりするから大丈夫というのですが、根拠などがなさそうで、疑ってしまいます。
主人はこの治療器を使っていると体調がいいというので辞めてほしいとも言えず、私も義母から使うように勧められますが、心配からまたストレスが増えそうです。
医学的に見てどうなのか教えていただければと思っています。よろしくお願いいたします。
お名前：どん 性別：女性 年齢：30
結婚歴：4年 不妊期間：0年11ヶ月 不妊治療期間：0年0ヶ月
Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏（日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー）
身体に通電することによる生殖機能や卵子や精子そのものへの影響について、これまで 調査研究された論文は、私たちが調べた限りではありませんでした。
ただ、携帯電話等の電磁波の影響で、男性の生殖能力が低下するおそれがあるとの研究報告、或いは、、ノートパソコンを膝にのせて使うとか電気毛布等、精巣を温めることによる影響なども、とりだたされることはあるようです。
ところが、この種の影響については、調査の方法によって、全く異なった結果になることは往々にしてありますし、果たして、心配されている機器が、電磁波と同様の影響があるのか、また、あるとすれば。どのくらいの頻度で、どのくらいの期間使用すれば、致命的な影響になるのか、全く予測しようもありません。
さらに、個人差という問題も常にあります。
ですから、実際のところは、何とも申し上げようがありませんし、生殖医療の専門家の間で、そのような健康器具のリスクについて、共通の認識になっているというようなこともありません。
どうしても心配になられるのであれば、精液検査を受けてみるしかないと思います。
実際のところ、このような健康器具については、効果を実感された方には、そのことが何よりの証拠なので、医学的な根拠がないという理屈で使うことに反対してみても、話しが噛み合わないでしょうね。
ですから、器具の影響云々ということではなしに、もう少し、様子をご覧になって、不妊期間が１年から１年半を超えても授からないということであれば、お二人で一通りの検査を受けるのがよいのではないでしょうか？
思うように授からないと、不安や焦りから、ついつい、悪者（原因）探しをしてしまうことはよくあることです。
お二人目は、無意識のうちにお一人目の妊娠と比較してしまうものですが、まだまだ、現段階では不妊症と言えるような状況ではないようですので、のんびりと構えているのがよいと思うのですが･･･、いかがでしょうか？
