逆に、言いますと、身体の状態に関係なく、お子さんを望まれるお気持ちが強い方ほど、妊娠しない、或いは、妊娠できないという悩みは深いものになりますね。
ですから、同時に、客観的な視点を持つということ、また、正しい情報に接することが大切です。
誰しも初めてのことばかりですから、ちょっとした思いこみや誤解から必要以上に悩みが大きくなりがちですので。
子宮ガン検診を受けた婦人科で感覚が噛み合わなかったのも、客観的にみれば、まだ、それほど、心配するような状態ではないということだと思います。
自分たちは、妊娠しづらい状態にあるのかどうかは、全体の傾向と比べてみないと判断できないものですからね。
因みに、日本の専門家は、お子さんを望まれて、夫婦生活を営んでも、2年間妊娠しない状態を不妊症と定義しています。
ですから、不妊期間が1年ちょっとであるりーさんのところは、やや、妊娠しづらい状態と言えるかも知れませんが、まだ、不妊とは言えないわけです。
ただ、今のままでは、これまで妊娠できなかったことについて、想像の世界だけで、根拠のない心配や悩みが大きくなるばかりですから、一通りの検査を受けてみるのがいいのではないでしょうか。
まずは、心配したり、悩んだりする必要のないことと、心配したり、悩んだりすべきことを、ある程度は明らかにした上で、心配したり、悩んだりすべき問題については、先生とも相談して、具体的な対策を講じるようにすれば、少なくとも、今よりは、頭の中が整理されて、前向きになれるのではないでしょうか。