確かに重金属が身体に入ることは、マイナスの影響を及ぼす可能性はあるとは思いますが、インプラントの手術でそのようなことが起こりえるのか確かめようがありませんので、どうしても心配ということであれば、他の手段をお考えになった方がよいかもしれません。
次に、低温期が長いからといって、必ずしも卵子の質が悪いとは言えません。
低温期が長くなると、排卵の機会が少なくなってしまいますから、妊娠の確率が低くなってしまうということです。
排卵のタイミングも特定しづらいなりますので、尚更です。
また、低温期から高温期への移行に時間がかかることはよくありますが、その期間も含めて高温期が10日くらいということであれば、一般には、黄体機能不全の可能性があります。
排卵後の体温の上昇についてですが、体温の上昇は卵子が排卵した後の黄体から分泌される黄体ホルモンによるものなのですが、このホルモンの感受性が低い人は、排卵していても基礎体温が上昇しないこともあります。
妊娠の確率を上げるための対策としては、お薬でサイクルを整えるということになるかと思います。もしも、不妊期間が1年を超えても授からなかったら、治療を受けることも検討されればいかがでしょうか?
最後に食事と精液の状態との関連ですが、偏った食生活を続けると、精子の質が低下してしまう可能性については、多くの専門家が指摘するところです。ただ、そのことが、精子の造成能力を奪ってしまうところまではいきませんが、精子の状態のためだけでなく、ご主人の健康のためにもバランスのよい食生活を心掛けるのに超したことはありません。
いかがでしょうか?
思うように、授からないと、ついつい、いろいろなことが不妊の原因のように思えてくるものかもしれません。
不妊期間から言っても、まだまだ、深刻な状況ではありませんので、心配し過ぎるのも考えものかと思います。