ただ、仮に、もしも、何らかの影響があったとしても、全く機能していない(排卵した卵子を取り込めていない)のか、或いは、周期によって、機能したり、しなかったりするのか、実際にところ、どんな状態なのかは知る由もありません。また、人によって、状態はそれぞれですから、妊娠率に置き換えることも難しいと思います。
全ては、"結果で"、判断するしかないのです。
ですから、先生は、『以前に妊娠したという事実を信じたほうがいい』と、おっしゃるわけです。
そして、これからのことも、"結果で"判断するしかありません。
現在のところ、授からなかった期間が1年ということですから、まだ、それほど深刻になる状態ではありません。もしも、この先、半年、1年と、授からなかったら、ステップアップを検討されればよいのではないでしょうか?
もちろん、年齢的なことを考慮に入れる必要はあります。
また、禁煙後の妊孕性の問題ですが、これまでの研究報告をチェックしてみると、禁煙することによって、妊娠率が高まると報告されています。
ただし、喫煙による有害物質の影響は個人差が大変大きいものです。いずれの研究報告も、喫煙期間との関係や禁煙による効果がどの程度なのかは不明としています。
体の状態や生活習慣などが、妊娠する力に及ぼす影響については、本当に、複雑なもので、また、個人差もとても大きく、一概に言えるものでは、決して、ありません。
ですから、大切なのは、今、現在、リスクになることは避けて、あとは、全体のバランスを大切にして、"待つ"ということです。
ご参考になりましたでしょうか?