クロミッドの副作用と夫婦生活の頻度について

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クロミッドの副作用と夫婦生活の頻度について

不妊治療のため、現在病院に通っています。  

で、今4ヶ月目ですが、クロミットとデュファストンの交互の服用で着床を待っている状況です。
クロミットがよくないという記事に驚きました。今月は、クロミットの量が、これまでの半分に減りましたが、クロミットはどういったデメリットがあるのでしょうか?

また、性交渉は、2日に1回じゃないと元気な精子が生成されないともいわれました。このHPでは、毎日とありますが、その辺もお伺いしたいと思います。
ご回答、よろしくお願いします。

お名前:さくら  性別:女性  年齢:38
結婚歴:6年  不妊期間:0年6ヶ月  不妊治療期間:0年4ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/卵管通気・通水/子宮卵管造影/子宮内膜検査/フーナーテスト  これまでに受けた治療:タイミング指導/ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)/ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

使っているお薬に副作用があることを知ると誰でも心配になりますよね。

ところが、排卵誘発剤に限らずどんなお薬にも、期待する働き(作用)もあれば、マイナスの働き(副作用)があるものです。

ですから、あるお薬の一面だけをとらえて、そのお薬がよいとか、悪いとかを論じるのは、決して、客観的な見方ではないということですね。

お薬は使い方次第だと理解することが大切だと思います。

さて、クロミッドは排卵障害や無排卵の治療に最初に選択される薬として、世界で最もポピュラーな排卵誘発剤です。そういう意味では不妊治療における貢献度が大きいお薬であると言えると思います。

そのクロミッドの副作用ですが、続けて使用すると、頸管粘液が少なくなったり、子宮内膜が薄くなることがあるとされています。

このような副作用によって妊娠しづらくなること避けるために、必要最低限の量で使用すること、また、続けて使用しない(半年以内が目安とされています)とされています。

いずれにしても、処方されるお薬は、 どんな目的で飲むのか、そして、どんな副作用が、どれくらの頻度で起こりえるのかについては、先生に確認し、納得したうえで、使うことが大切なことだと思います。

次に、夫婦生活の頻度ですが、妊娠の可能性を高めるためには、排卵のときに、卵子の近くに精子がいるということです。

要するに、排卵したときに、精子が待機しているということです。

排卵の正確なタイミングはなかなか把握しづらいものですから、夫婦生活の回数が多いほど、そんな状況をつくれる確率が高くなるということであって、精子は射精後48時間程度は受精能力が維持されているそうですから、2日に1回では不十分で、毎日でなければならないというわけではないことをご理解下さい。

夫婦の営みはとてもデリケートなものですから、こうしなければならないというふうにとらえてしまうと、精神的に辛くなってしまうかもしれません。

ご参考になりましたでしょうか?

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