1日も早く授かりたいというお気持ちも、不妊治療を受けていらっしゃる方には共通のことでしょう。
ただし、どのように授かりたいのかとなると、それぞれのご夫婦には、それぞれの考え方や価値観があります。結局、自分たちにとって、何を大切にするかということになるかということになると思います。
体外受精へのステップアップを検討する際には、出来るだけ体に負担の少ない方法で妊娠を目指すのか、それとも、妊娠の確率が高い治療を優先するのかということになるかと思います。
もちろん、治療の目的は、妊娠することですから、体に負担の少ない治療にこだわっても、妊娠の可能性が低いのであれば、繰り返してもあまり意味がありません。
不妊治療をはじめて4ヶ月とのことですから、一般不妊治療(タイミング指導・人工授精)で妊娠する可能性は十分にあり、あと半年くらいは現在の治療を繰り返すという選択肢は有るかと思われます。
また、人工授精を6~8回繰り返しても授からなく、人工授精による妊娠の可能性が低い考えざるを得なくなった場合でも、腹腔鏡検査を受けるという選択肢もあります。
腹腔鏡検査によって、それまで分からなかった癒着などがみつかる可能性もあり、その場合は、検査と同時に治療を施すことで、さらに、半年くらいは自然妊娠を目指すという方法もあります。
その場合でも年齢的なことを考慮に入れることが大切です。
ご参考になりましたでしょうか?