【Q1】
こんにちは。
カリフォルニア在住、IVF,ICSIをこちらで3月に行い陽性の結果でしたが、残念ながら9週未満で流産でした。
アンタゴニスト法での採卵で、18個採卵中、8個が受精、そのうちの2個が5日目の胚盤胞に至り最初に移植しました。
5日目の胚盤胞にいたった受精卵は1つしか冷凍保存できず、現在その一つ残った冷凍卵子を8月以降に移植する予定です。
日本でも治療経験があり、息子を授かりましたが、上記した結果を照らし合わせてみても、こちらアメリカの受精卵の取り扱い、冷凍保存の技術に不安があります。
8月に解凍トランスファーもうまくいくのか、せっかく体を準備しても解凍失敗などで移植に至らないのではと考えてしまいます。
フレッシュサイクルをまた1から行い、解凍とあわせて移植という方法もありますが、先生はどのようにお考えでしょうか?
【A1】
お気持ちは大変よく分かりますが、採卵をもう一度実施する様々な負担を考えると、凍結胚の移植を優先するほうが先決だと思いますし、お二人目をお考えということなら、
無理に、凍結胚と新鮮胚をあわせて二つ以上胚移植する必要もないかも知れませんね。いずれにしても凍結胚移植の結果が出てから次回の採卵をお考えになられたら良いのではないでしょうか。
【Q2】
また、染色体異常などのチェックは、冷凍保存また受精した卵子から行うことは可能ですか?
先日の流産も、受精卵になんらかの異常があったと考えられるとドクターはおっしゃっていました。
【A2】
着床前診断(PGD)のことをおっしゃっているのでしょうか?
そちらの検査体制にもよると思いますし、アメリカのすべての施設が着床前診断を実施しているかどうかは私にはわかりませんが、理論的には、着床前診断の実施については凍結胚でも可能だと思います。