まず、ドンピシャ!のタイミングで性交渉をもったとしても、授かるのは20%くらいの確率なんです。
つまり、タイミングさえ合わせればえば、妊娠できるわけではないんですね。
それは、何の問題もない健康な男女でも、ある一定の割合で卵子や精子に染色体異常があるからだと言われています。
ですから、タイミングを合わせて性交渉をもったとしても、授かるか、授からないかは、巡りあわせ、つまり、偶然によるものということになりますね。
もちろん、何らかの不妊原因があって、授からないという可能性もあるにはありますが、確率的には、"たまらま"授からない可能性のほうが圧倒的です。
もしも、この先、1年たっても、タイミングを合わせているにもかかわらず、授からないということになると、何らかの問題がある可能性が今よりもずいぶんと高くなりますから、その時になってから、心配して、何らかの対策を講じても、決して、遅くはありません。
ですから、現段階では、不妊症でもなんでもありませんし、何も心配したり、ましてや、お薬を飲む必要性もさほど高くはないと思いますよ。
無意識にでも、お一人目のお子さんを授かられたときと比べてしまっているのかもしれません。
さて、生理周期が長い、すなわち、低温相が長めだからといって、卵子の質が低く、妊娠しづらくなることはありません。
単に、周期が規則正しいケースに比べれば、排卵時期が予測しづいため、妊娠するまで時間がかかってしまうことがあるかもしれません。
排卵誘発剤は、自力で排卵しない、排卵しづらい場合に排卵を起こしたり、自力での排卵があるのだけれども、妊娠の確率を高めるために複数の卵子を排卵させるために使うもので、決して、卵子の質を高めるものではありません。
反対に、気持ちがピリピリすることそのものが、妊娠することにはマイナスになってしまいかねません。
いかがでしょうか?
でも、人間の感情や気持ちは理屈ではありませんね。
もしかしたら、 この回答がもっとあなたを悩ませてしまうかもしれませんね。
確実な答えがないことが、一番、悩ましいことなのかもしれませんから。
新しい生命の誕生は、私たち、人間の希望や都合、事情とは全く関係ないところですすむものであること、また、そのことを、私たち、人間はコントロールできないこと、
そして、 "次は絶対妊娠したい"という希望が、そもそも、 ないものねだりであることを知ることが一番大切なことかもしれません。
少しの時間でも妊娠することが頭から離れるように、趣味や旅行、スポーツなどで、気分転換をはかってみるのもいいかもしれません。