軽度でも不妊原因になることもあれば、反対に重度で、癒着が発生したりしていても自然妊娠することがあったりします。
一方、腹腔鏡検査は、全身麻酔下で行われ、入院も必要な検査で、決して、手軽なものではありません。
言ってみれば、不妊検査の最終段階に位置づけられるものです。
ですから、チョコレート嚢腫の大きさは4センチとのことで、まだ、しばらくは、様子をみてもよい大きさと考えられますので、それほど、身体への負担の大きくない人工授精を数回繰り返して、妊娠を期待してみましょうというお考えだと思われます。
つまり、身体にかかる負担の小さい方法を優先しましょうという考え方です。
もちろん、負担が小さくても、妊娠の可能性がほとんど見込めないのであれば、意味がありませんが、負担の小さい方法で、妊娠できるのであればあ、それに越したことはないと思います。
どのような考え方で優先順位をつけるかということですね。
人工授精による妊娠の可能性や腹腔鏡手術についての詳細など、先生に詳しくお聞きになって、ご主人と判断なさるのがいいのではないでしょうか。
うまくいきますようにお祈りしています。