フェマーラの併用はあまり一般的ではないかもしれません。
これらの薬により、できるだけ多くの卵子を回収し、できれば余剰胚の凍結保存まで行い、一回の採卵で高い妊娠率を出そうという場合に行われます。
一方、薬の量を減らして、採れる卵子の数は少なくても、できるだけ負担を減らしながら体外受精を行うという方法もあります。ただ、この場合には卵子の数が少ない分だけ、採卵あたりの妊娠率は低くなる可能性があります。
体外受精周期の薬は保険が適用されませんので、高額になってしまいます。
症状、検査・治療
Questionご質問・ご相談内容
体外受精時のお薬のことで教えてください。
次周期に初めて体外受精をします。
今周期は生理14日目から10日間ノアルテン-Dを服用しました。
本番周期には生理開始3日目からフォリスチムの注射とフェマーラを服用するように言われています。
予定では7日目に超音波検査をし、その結果によってアンゴニストの注射を開始し、採卵前日にHCG注射またはスプレキュア点鼻薬をするそうです。
正直、こんなに注射とお薬を飲むものなのかと、驚いているのですが、注射とお薬は通常併用するものなのでしょうか?
費用も考えていたものより高く、他の先生のご意見もお伺いしてみたいと思いメールしました。
よろしくお願いします。
お名前:どら 性別:女性 年齢:37
結婚歴:3年 不妊期間:2年6ヶ月 不妊治療期間:2年0ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/卵管通気・通水/子宮卵管造影 これまでに受けた治療:タイミング指導/AIH(人工授精)
Answer【回 答】梅ヶ丘産婦人科 院長 辰巳賢一 先生
フェマーラの併用はあまり一般的ではないかもしれません。
これらの薬により、できるだけ多くの卵子を回収し、できれば余剰胚の凍結保存まで行い、一回の採卵で高い妊娠率を出そうという場合に行われます。
一方、薬の量を減らして、採れる卵子の数は少なくても、できるだけ負担を減らしながら体外受精を行うという方法もあります。ただ、この場合には卵子の数が少ない分だけ、採卵あたりの妊娠率は低くなる可能性があります。
体外受精周期の薬は保険が適用されませんので、高額になってしまいます。
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