36〜39歳
Questionご質問・ご相談内容
2014年6月からタイミング指導をはじめました。AMHは1.57で、黄体期にhcg3000を1度投与。11月まで続け、12月にクロミッド自然周期を行いましたが、採卵中止でソフィアを飲みましたが、遺残卵胞がきえず再びソフィアを飲み、1月に再度クロミッドで3個採卵できましたが受精しませんでした。
クロミッドが合わないと思い、他院に転院し、3ヶ月続いた遺残卵胞がやっとなくなったと思ったら、AMHが急に0.00になってしまいました。 早期閉経の可能性もあるとのことですが、2、3ヶ月で卵子がゼロになってしまうことはあるのでしょうか？
お名前：カンノ 性別：女性 年齢：39
結婚歴：2年 不妊期間： 1年 0ヶ月 不妊治療期間： 1年 2ヶ月
これまでに受けた検査：ホルモン検査、精液検査（ご主人）、卵管通気・通水、子宮卵管造影、フーナーテスト これまでに受けた治療：IVF（体外受精）、ICSI（顕微授精）
Answer【回 答】春木レディースクリニック 院長 春木 篤 先生
カンノ様、こんにちは。
質問内容を拝見させて頂きましたが、AMHが1.57から短期間で0になることは通常は考えられません。
AMH、抗ミュラー管ホルモンは、前胞状卵胞～小胞状卵胞から分泌されるため、誘発周期の卵巣予備能を確認する良い指標になるかもしれませんが、精度に関しては不明な点が多いのも事実です。
遺残卵胞とAMHとの関連もまだ解明されていません。
重要なことは、AMHが0になったことではなく、今後卵胞発育があるか否かだと思います。
高度の卵巣機能低下によって高ゴナドトロピン血症になっている場合は、経口排卵誘発剤を使用すると発育閾値以上のFSH濃度になり、むしろ卵胞発育が起こってこない可能性があるので、完全自然周期、または、女性ホルモン補充療法を試みるのがよいでしょう。
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