こんにちは。
心理士の小倉です。
現在治療をされているところに、妹さんが里帰り出産のために同居なさっているのですね?
妊婦さんをまぢかで見ることはきっとお辛いと思います。
さらに姉妹であるため、どうして妹を祝福できないのか、周囲の人達はわかってくださらないのではないでしょうか?
なおぞーさんご自身、妹さんを心から祝えない気持ちに苦しまれていますよね。
このような状態で気持ちをコントロールするのはむしろ難しいと思います。
ですから、家族のみなさまに(あるいは妹さんご本人に)、「(申し訳ないけど)今自分も子どもが欲しくて頑張っているから妊娠中の妹をみていると気持ちが動揺するから理解して欲しい。でも決して妹のことが嫌いなわけではない。」と伝えられることができれば一番望ましいと思います。
また、実際に妹さんが出産され、赤ちゃんが存在することで、なおぞーさんの気持ちの変化があると思います。
もっと妹さんを羨むかもしれません。
あるいは赤ちゃんの存在になおぞーさんが、赤ちゃんがいる生活ってこんな感じなんだ、自分だったらこんなふうに育てよう、のように具体的なイメージを作るよい機会、になるかもしれません。
どちらにしましても、現在のなおぞーさんの状況は辛いものです。
そして、それを理解して下さる方は今はまだ少ないと思います。
でも、この辛い状況を変えたい、と思われるのであれば、周囲の人に理解してもらえるよう発言をするなどのコミュニケーションを努力する、あるいはなおぞーさんがされている「今はタイミングではない」という考え方・とらえ方を変える、ということもできますし、今は辛い時期である、でも生殖期間は一生続くわけではないからこの辛い時期はいつかは終わる、と認識するだけでも気持ちに少し余裕ができると思います。
筋腫のことも気になりますし、治療内容も不安なことがあると思います。
でもその思いも今回メールをいただいたように誰かに伝えないと、残念ながら誰も気づいてくれません。
どうぞ、今後も誰かに相談、あるいは直接本人(妹さん、医師、その他)に自分の気持ちを伝えることができるよう、試みていただければと思います。
実際にできなくても、「伝えた方がいいよね」と思っているだけでも違ってくると思います。