35~44歳の女性を25~30年間追跡調査したthe Princeton School cardiovascular risk studyで、トランス脂肪酸の摂取量と妊娠損失の関連を調べたところ、トランス脂肪酸の摂取量が多いほど、妊娠損失のリスクが高くなることが分かりました。
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トランス脂肪酸とは、本来、液体である植物油を加工することで半固形にする過程で発生する脂肪酸のこと。
今年、ニューヨークで、初めて、レストランでトランス脂肪酸の使用を禁止するなど、この人工の脂肪への規制が増えてきています。
また、トランス脂肪酸の摂取が多い女性ほど、排卵障害による不妊のリスクが高まると、ハーバード大学の研究チームが発表しています。
アメリカに比べれば、日本では摂取量は少ないとされていますが、摂取を控えるに越したことはないようです。
マーガリンやスナック菓子のショートニング、人工的に加工した油に含まれます。